インテリア計画で素敵な住まいづくり~リビング~

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皆さんこんにちは。仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。

2月になり、そろそろ新年度に向け、お子様の入学・進学、転勤、お引越しなどの準備が始められている頃かと思います。
新たな生活に向けて、心機一転お家の内装を変えたりするのもおすすめです。
今回は住まいづくりで大事なインテリア計画のポイントについてお話いたします。

まず、今回はお住いの中で1番重要な「リビング」について見ていきましょう。

最近のリビングはダイニング・キッチンも同じ空間にある「LDK」がメインになっています。LDKの中でも、それぞれの空間をどのように造るかでイメージが変わっていきます。

① LDK型
LDKを一つの空間にまとめる間取りで、小規模住宅に多く見られるタイプです。
一体となった開放的な空間になりますが、それぞれのスペースからの視線に配慮する必要があります。
② L・DK型
ダイニング・キッチンが一体で、リビングをやや区画する間取りです。
ダイニング・キッチンと少し離すことで、落ち着いたリビングにすることが出来ます。
③ LD・K型
リビング・ダイニングが一体で、キッチンがある程度仕切られるセミオープンの間取りです。キッチンをカウンターや収納家具などで視覚的に区切っています。LDKでは主流のスタイルです。
④ L・D・K型
リビング・ダイニング・キッチンの3つの空間をある程度仕切りつつ、連続性を持たせる間取りです。分離性と連続性を両立することがポイントで、やや大きめの住宅に向いています。

次にリビングの雰囲気の決め手となるソファの配置を見ていきましょう。
リビングは住宅の中で中心的な存在で、家族団らんや、お客様がいらっしゃる際の接客の場ともなる多目的に使われる場所です。
くつろぎの場となるリビングで重要なソファのサイズ・配置方法を確認しましょう。

① ソファの基本サイズ
・ソファの一般的な1人用のサイズは「幅80㎝(座面幅60㎝+肘掛10㎝×2(両側分))×奥行80㎝」が基本になり、2人用や3人用はこれを基に人数分の「座面幅60㎝」をかけていきましょう。
・ソファ周りに必要なスペースを確認しましょう。
ソファの前にテーブルを置く際は、座るための通路や足元のゆとりのために「30~50㎝」は設けましょう。
そして、ソファと壁や窓との間には「60㎝以上」の通行スペースを設けることにより、スムーズな動線がつくれます。

・ソファの配置方法
① 対向型
テーブルをはさんでソファを向かい合わせる配置です。
対話や接客には適しますが、お互いの視線が正面にある為、やや堅い雰囲気になります。
② L型
ソファをL型に並べる配置です。
視線が90度で交差し、必要な時に相手の顔を見ることが出来るため、会話がしやすく、コミュニケーションの取りやすい配置です。
③ 直列型
ソファを直線に並べる配置です。
狭い空間でもリビングをコンパクトにまとめることが出来ます。

ソファをどのように置くかでリビングの雰囲気が決まる大事なポイントです。
以上のことを頭に入れておくと、自分のつくりたいイメージからどのような間取りやレイアウトが良いのか、スムーズに考えられますね。

簡単にLDKと言っても様々な造りやレイアウト方法がありましたね。
住まいの中心のリビングから、ぜひ自分のお気に入り空間をつくっていきましょう。