浴室の肩湯機能について

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先日お引き渡ししたご入居者さまより頂いた画像です。「とっても気持ち良いのでおススメです」とのお話しでした

今回は、先日リノベーション工事が完成した仙台市内のマンションでご採用いただいた「肩湯」についてご紹介いたします。
最近は、湯船に浸からないでシャワーで済ませる若者が少なくないようです。でもお風呂って身体を清潔に保つだけでなく、心身をリラックスさせる効果もありますね。特に日本人はお風呂が大好きで、旅の目的が温泉だというのも珍しくありません。
そして住宅機器メーカーもより快適でより安全なバスを提供できるように、日々製品作りに励んでいます。冬場に起こるヒートショックは命取りになりますから、昔の寒々とした浴室をユニットバスにリフォームする人も増えています。

■肩湯とは何?
昨今は健康や美容効果を高める為に入浴する人も増え、デザインを含め機能性のあるユニットバスが求められています。元々湯船に浸かることで疲れを取り、リラックス効果も得られるのですが、より優れた機能によってさらに満足度がアップします。
TOTOやLIXILが提供している肩湯機能が付いたユニットバスは、浴槽の肩回りから温かいお湯が流れ出し、首を直接温め血行の巡りを良くする利点があります。
疲れている時にはリラックス効果を高め、バスタイムが充実したものになる筈です。TOTOと言えばトイレというイメージがありますが、キッチンやバスルームなどの水回り製品も開発しています。肩湯機能がある「SYNLA」は頭と首を支える為、体がよりリラックスし心地よいお湯の温かさを感じ取ることができます。
LIXILでは「スパージュ」という商品で肩湯をご用意しています。
どちらのメーカーさんもそれぞれ特徴がございます。詳しくはCocoRenoにお問い合わせくださいね。

■肩湯付きのユニットバスにリフォームする
肩湯の機能を知れば、取り付けを希望する人も多いでしょう。でも後付けというのは出来ないので肩湯付きのユニットバスにリフォームすることになります。
只比較的大きなサイズになる為、設置できない可能性もあるので事前の相談が必要です。肩湯機能が付いているユニットバスの価格は、大体150万円~280万円ほどになります。決して安価ではありませんから、必要性があるかどうかしっかり検討してから決断しましょう。

■まとめ
ユニットバスは商品のグレードによって価格が変動し、オプション機能があるとより高価になります。それでもリラックス効果などを期待し、グレードの高いものを求める人は少なくありません。各メーカーも新しい機能的なシステムバスを研究し、生み出しています。このストレス社会に於いて健康に特化したシステムバスは、ある意味心も身体も癒してくれる価値あるものなのかもしれません。
住宅の設備や機器は日々進化していますから、リノベーションをする際には、自分自身でリサーチしておくのも大切なことです。