キッチンリフォームで失敗しない!改装計画のポイント&提案

  • 投稿カテゴリー:コラム

こんにちは、仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。
キッチンやその周辺設備は古びやすく、リノベーションの計画に是非とも含めたいところです。ただ、機能にこだわりすぎる等と方向性を間違えてしまい、改装前にあった悩みが解消されないままになっているケースもないとは言えません。
そこで、失敗しないキッチンリフォームのポイントについて、悩み別の提案を交えながら簡単に押さえます。

■失敗しないキッチンリフォームのポイント

キッチンリフォームにあたっては、普段台所に立つ人の目線で緻密に計画を立てましょう。後悔しないリフォーム計画のポイントとして、主に以下の4点が挙げられます。

● キッチンのタイプ
キッチンの形状には、従来から普及しているI型・調理スペースの広さで人気のL型の2パターンがあります。取り付け方法にも、油はね等を気にしなくていい「壁付け型」だけでなく、家族と顔を併せられる「対面式」が検討できます。

● 設備
利便性を高める高機能設備としては、IHコンロやビルトイン食洗器が人気です。意外と見落としやすいのは、調理家電に必要なコンセントの数です。予算オーバーに注意して、必要な機能を考えましょう。

●収納力
収納スペースの大きさや造りは、現状でも台所周りにある備品の量・形状から考えると良いでしょう。吊り戸棚を撤去して床下収納を造り付ける……とのように、収納を「見える」から「隠す」へ切り替えるプランも検討できます。

●お手入れのしやすさ
汚れる設備である以上、壁や床の仕上げはなるべくお手入れしやすい材質を選びましょう。壁について言えば、自治体条例により仕上げの方法が制限されることもあります。地域のリフォーム事情に詳しい業者と相談し、個別に提案してもらうのがベストです。

■悩みに合わせたキッチンリフォームの提案
キッチンリフォームを成功に導くなら、機能性を追求しすぎず、解決したい悩みに合わせて選択肢を組み合わせるやり方がおすすめです。以下では、よくある改装前の悩みを3つ紹介し、取り入れられる計画をいくつか紹介します。

▼調理スペースが狭い

リフォームで調理スペースの狭さを改善するなら、システムキッチンへの取り換えがベストです。L字型にすれば、同時並行の作業もやりやすくなるでしょう。対面式と呼ばれる「ペニンシュラタイプ」や「アイランドタイプ」と呼ばれるキッチンは、一時置きできるスペースを広く確保でき、配膳も楽になります。
調味料等のよく使うモノを置くスペースで悩んでいるなら、昇降式の吊り戸棚がおすすめです。従来型の吊り戸棚のように圧迫感や取り出しにくさを感じることがないため、キッチン周りの片付けに最大限役立てられます。

▼通路が狭い

キッチンの悩みとして、調理作業等のために行き来する通路の狭さを挙げる人も多くいます。悩ましいのは、作業台の奥行との兼ね合いでしょう。
リフォームの方向性としてまず考えられるのは、キッチンの向きを変えて対面式から壁付けにする方法です。対面式で使用したいなら、収納スペースを工夫すると良いでしょう。具体的には、向かって背面の収納を引き戸式にする・床下収納を設ける……等の提案があります。

▼インテリア性を高めたい

予算を気にせずお洒落な調理スペースを作るなら、材質や細部の作りにこだわったハイグレードキッチンを置くのがベストです。とはいえ、ちょっとした割安な工夫で満足できる空間になるかもしれません。
提案を1つ挙げるとするなら、照明の変更です。キッチンで一般的なベースライトをペンダントライトに代えてみる、ダウンライトの位置を変更して柔らかく照らせるようにしてみる……等の工夫が考えられます。

キッチン周りの悩みは家によって異なります。見た目や生活空間との調和も大切ですが、実際に台所に立つ人の目線で「どんな悩みを解消したいのか」を主眼に置くのが最適解です。なかなかいい方向性が思い浮かばないなら、家ごとに選択肢を提示できる業者から提案してもらうと良いでしょう。