キッチンをリノベーションして使い勝手の良い空間にするには?

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仙台市にある我が家は築三十年近い建物で、あちこちに「あーすれば良かった」「ここをこうしたら使いやすくなるのに・・・」という不満が多くありました。最も不満が大きかったのはキッチンで、IHクッキングヒーター、食器洗浄機は何度かトラブルがあって取り換えたこともありました。また食器やキッチングッズなども増え収まり切れなくなっていました。そこで一大決心をしてリノベーションすることを決めたのです。
今回はリノベーションをすることで、使い勝手の良いキッチンルームを作る方法を、私の体験を踏まえながら進めていきましょう。

■希望のキッチンルームを思い描いてみましょう。
まずどのようなキッチンにしたいか思い描いてみましょう。でも一口にキッチンと言っても多くのメーカーがあり、製品を知ることから始めなければなりません。
システムキッチンにはI型、L型、対面式、アイランド式などがありますが、ネットで検索すればある程度の製品情報は得ることができます。
そうすることでイメージは掴めますから、なるべくメーカーのショールームに行って製品の詳細を知り、スペースの問題や予算なども含めて検討しましょう。
ここで大事なことは、数社のメーカーに足を運び実際に製品を見て、疑問に思うことは説明を求めることです。

■施工業者を決め、打ち合わせをしっかりする
リノベーションをするには施工業者を決めなくてはなりません。最近のリノベーションは、リノベーション専門店をはじめ、工務店、リフォーム専門会社、建材店、電気店などが請け負ってくれます。我が家の場合は当然ですが自身の会社で施工することにしました。
そして各メーカーを回った結果、私が選んだのはタカラスタンダードのシステムキッチンです。決め手は何かと言えば、ホーロー素材で耐久性や耐熱性などに優れ、汚れが染み込まないのでお手入れがし易いところです。
それに加え1cm間隔でサイズ変更ができ、キッチンがピッタリ収まるというのはとても魅力的でした。一時隙間家具というのが流行りましたが、隙間があると何かしっくりこないのですよね。
このシステムキッチンの型というのも大事で、間取りの大きさや形によって適している製品が変わってきます。スペースが広くない場合、対面式は無理がありますね。
私がもう一つ拘ったのは、カラーコーディネートです。選んだシステムキッチンがブラウン系なので食器棚も同じシリーズで揃えることにしました。
予算は少しオーバーしましたが、キッチンルームが使い勝手の良い素敵な空間に生まれ変わりました。キッチンのリノベーションは、デザイン性、使いやすさが求められますが、せっかくリノベーションするのですから、あなたの拘りも詰め込みましょう。

■まとめ
今回はキッチンルームのリノベーションを紹介させて頂きました。キッチンは女性にとって最も時間を費やす場所です。使い易い機能的なキッチンに生まれ変われば、お料理するのも楽しくなって、炊事も苦にならなくなりそうですね。