キッチンのレイアウトを考えてみましょう

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こんにちは仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。

レイアウトという言葉は雑誌や広告、ポスターなどのデザイン編集によく使われますが、「何をどこに、どのように配置するか」という割り付けのことを指します。インテリアにおいては、「家具を部屋のどこに置くか」ということになります。
キッチンについては何度か紹介させて頂きましたが、今回はキッチンのレイアウトに焦点を当てていきましょう。

■キッチンという空間のレイアウトとは?
リノベーションやリフォームを思い立つ理由の一つに、水回りを改善したいというのがあります。キッチンやバスルーム、トイレなどは傷みやすく、経年による劣化も著しいです。特にキッチンが使いづらくなってくると、炊事への意欲も下がっていきます。
キッチンについては何度かお話をさせて頂きましたが、今はシステムキッチンというのがメジャーで、I型、L型、アイランド型など6種類あって、好みやニーズによって選択することができます。

◆キッチンを有効的に使うには?
キッチンのレイアウトによって使い易さというものが変化します。まず調理の流れとしては、食材を取り出し、調理、配膳となり、食事後は食器を下げて洗い、最終的に食器棚に戻す繰り返しとなります。
このような流れで行うにはキッチンの導線が大切になり、冷蔵庫、調理台、コンロなどを自分が動きやすい配置にしなければなりません。つまり導線の良し悪しで変わってくるということです。導線の組み立てとしては、コンロ、シンク、冷蔵庫の3点を結ぶ三角形の辺の合計を510cmにすると、快適な作業ができるレイアウトだと言われています。

◆キッチンの高さも重要
キッチンの高さはとても重要で、高くても低くても作業はし辛くなります。最適なキッチンの高さにするには、計算式というものがありますから参考にして下さい。
計算式:カウンターの高さ=身長÷2+5cm
例えば身長が160cmなら(160÷2+5=85cm)となり、85cmが目安となります。

◆キッチンのレイアウトにメーカーの収納ボードを!
システムキッチンを扱っている住宅機器メーカーは多く、各社独自の売りがあって機能的でデザインが優れているものも少なくありません。実際目で確かめるのが一番ですから、ショールームに足を運ぶのをお勧めします。
そしてシステムキッチンを選択したなら、同じメーカーの食器棚や収納家具とコーディネートするのも良いかもしれません。スッキリしたレイアウトになり、見た目にもスマートさがあります。また機能面において取り出しやすく、転倒防止もされています。これは好みですから絶対ではありませんが、ダイニングルームに統一感が生まれるのは確かです。

■まとめ
拘りがあってインテリアを「~風に!」という人もいますね。前にご紹介したアンティーク家具を置きたい!という人もいるでしょう。そういう場合、統一感はなくてもそれはそれで味のあるレイアウトになり、思い入れのある空間になります。
キッチンのリノベーションを計画されるなら、ある程度レイアウトを考えておきましょう。その段階も楽しいもので夢が広がりますし、笑顔のリノベになるに違いありません。