インナーバルコニーを第2の寛ぎスペースに

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こんにちは仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。

インナーバルコニーをご存じでしょうか?バルコニーとベランダは同じものだと思っている方も多いでしょうが、区別としてベランダには屋根があって、バルコニーには屋根がありません。
インナーバルコニーはバルコニー部分が建物の内側に引っ込んでいる形状で、屋根が深く掛かっています。今回は主婦の憧れでもあるインナーバルコニーに注目してみましょう。

■インナーバルコニーとは?
インナーバルコニーは建物の内部にあるバルコニーのことで、半屋内なので室内の延長として使えます。ベランダよりも奥行きが取れるため、深い屋根があるのが特徴です。
アイデア次第で様々な使用方法がありますが、やはりメリット、デメリットを踏まえた上で設置するのが望ましいでしょう。

◆活用方法
●部屋の延長として使える
リビングなどの部屋から繋がっているため、部屋の延長として使えます。ゲストを大勢招いた時には重宝しますね。
●天候に左右されずに洗濯物が干せる
屋根があるため、雨の日でも洗濯物を干すことが可能です。奥行きを取っていれば、余程の雨でない限り濡れる心配はないでしょう。普段使用しないものなどを保管しておく場所としても使えます。
洗濯物を干すときに紫外線を浴びてしまうことがありますが、インナーバルコニーがあれば紫外線予防にもなります。直射日光を浴びずに済みますから、日焼けする心配がありません。
●プライベート空間を楽しむ
インナーバルコニーは2階以上の階に設置されますから、人目を気にしないでプライベートが楽しめます。例えばガーデニングをしたり、家族と食事をするのも楽しいものです。

◆デメリット
●施行費用が高くなる
施行費用は普通のバルコニーに比べると2倍近く掛かるのは覚悟しなければなりません。インナーバルコニーの下は部屋になっているので、断熱材などや屋根の工事費用が高くつきます。
広い空間にすればするほど、費用は嵩張り予算オーバーになってしまうこともあります。
そして容積率の対象になることから固定資産税が掛かります。只すべてのインナーバルコニーが容積率に含まれるわけではありません。
●部屋に光が差し込みにくくなる
インナーバルコニーを設置することで、部屋に光が差し込みにくくなってしまいます。
設置した場合、どれくらいの日差しが差し込むかを確認しておくことが大事です。日当たりに大きな影響がある場合は、無理に設置する必要はありませんね。

■まとめ
家族の団欒の場として設置する人も増えていて、プライベートな空間の確保には良いかもしれません。けれど人気があるからと飛びつくのではなく、実際必要かどうか、我が家には適しているかどうかをしっかり検討しましょう。
帰りたくなるリノベを実現するには、あらゆる面でプラスマイナスのバランスが大切です。