古いものを大切に。既存を活かすリノベーションをしましょう

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こんにちは、仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。
リノベーションといえば、「増築する」「内装をガラッと変える」という大規模な改造イメージをお持ちの人も多いのではないでしょうか。
大掛かりなリノベーション事例も数多くありますが、リノベーション本来の意味は「手を加えて、付加価値を与えること」です。
「既存の魅力を活かしながら、新たな生活様式にマッチさせる」という考え方も、近年広まっています。
今回は「リノベーションを検討しているけど、現在住んでいるお家の雰囲気も残したい」と感じている人に向けて、古いものを大切するリノベーションのアイディアをご紹介します。

既存のものを活かすリノベーション

長年住んできたお家には、特別な感情を抱きますよね。
「子供のころ身長を測って、目印をつけていた柱」「祖父母が気持ちよく過ごしていた窓際の空間」など、大切な思い出がお家には詰まっているはずです。
リノベーションのきっかけは老築化・機能面など様々な理由があるかと思いますが、すべての思い出を手放すのは少々惜しいと感じませんか?
「思い出は残しながら、家の機能性を向上させたい」と感じる人は、ぜひ既存のものを活かしたリノベーションを実施しましょう。
慣れ親しんだ雰囲気を残してリノベーションすることで、心地良いお家に仕上げられますよ。

素材を活かす
既存の雰囲気を残すリノベーションのひとつとして、「素材を活かす」方法があります。
以下のようにお家の思い出深い空間を、リノベーション後も残すというものです。

・象徴的な柱
・壁の仕上げ
・間取りなど

「居間にある木材の壁を見ると落ち着く」「キッチンのタイルを見ると、実家に帰ってきた気持ちになる」など、お家によって大切にしたいポイントが存在するでしょう。
間取りをそのままにするのも、生活動線を引き継げる既存住宅の活かし方です。
家族がお家のどこに愛着を抱いているか、ぜひ対話してみてください。

家具やちょっとしたアイテムを残す

家具や小物を大切に使うのも、思い出を残す方法のひとつです。
机・椅子・薬箪笥など、昔から受け継がれてきた家具が、お家に置いてあるご家庭も多いのではないでしょうか。
古くなった家具や小物は、引っ越し・リノベーションのタイミングで処分してしまうケースも少なくありません。
しかし古い家具は「修繕」を前提に制作されているため、作りがしっかりしている場合が多く、まだまだ使える状態の家具も多いはずです。
使うほどに味が出る昔ながらの家具は、一種のインテリアにもなります。
リノベーション後も活用することで、家族の歴史が詰まった特別な家具へと成長していくでしょう。

古いものを大切に使うリノベーションを実施しよう
「古いものに敬意を払いたい」「思い出を大切にしたい」と感じるのは素晴らしいことです。
その感性を大切にして、現在のお家を活かすようなリノベーションを実現させましょう。