こんにちは、仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。
「寝室は眠るだけだし、ベッドが置けるスペースさえあれば充分よね」
……はたして、そうでしょうか?
人間はおよそ1日の3分の1を睡眠に費やすといわれています。
つまり、寝室は1日の3分の1を過ごす場所でもあるのです。
狭いスペースでも充実したベッドタイムを過ごせるよう、寝室のレイアウトについて考えてみましょう。
狭い寝室のベッド ベストなサイズ・タイプは?
寝室の広さは物件によりまちまちですが、6畳前後がもっともスタンダードです。
6畳程度の寝室は、ベッドを置くとかなりスペースが限られてしまう広さでもあります。
狭い寝室のスペースを有効に使えるよう、ベッドのサイズやタイプにも注意をしてみましょう。
1. ヘッドレスタイプベッドで無駄をなくす
ヘッドレスベッドとは、頭の柵・壁となる部分(ヘッドボード)がないタイプのベッドです。
ヘッドボードがあると見た目に高級感が増したり、背もたれがわりになったりとメリットも多いですが、そのぶんベッドの長さがプラスされます。
ベッドの中で睡眠時間以外も過ごすことが多い、という方でなければ、ヘッドレスタイプで省スペースを実現しましょう。
2. セミシングルベッドも検討を
セミシングルベッド、というシングルベッドよりもう一回り小さいベッドがあります。
画像:セミシングル
小柄な方や寝相の良い方は、こちらを検討してみるのもアリです。
3. ロータイプで空間を広く見せる
高さのないロータイプベッドを選択することで、空間を広く見せる効果があります。
ただし注意してほしいのが、「闇雲に低くすればOKではない」ということ。
私たちは朝起きたとき、ベッドから足を下ろしてよいしょっ、と立ち上がりますよね。
このとき、日本人が「立ち上がりやすい」と感じる高さは床から450ミリだとされているのです。
つまり、ベッドの高さが低すぎると、朝起きてからの立ち上がりが億劫になってしまうかもしれません。
空間の広さを保ちつつ立ち上がりやすさを考えると、マットレス込みで500mm前後になるとベストです。
狭い寝室を少しでも広く見せる インテリアのポイント
狭い寝室を少しでも広く見せるのに、スペースを取るベッドの次に大切なのが、インテリアの工夫です。
寝室を少しでも広く見せる、インテリアのポイントについて見てみましょう。
1. 寝具・カーテンなど布製品のカラーの統一
ベッドカバーや掛け布団などの寝具とカーテンのカラーを統一することで、目線が広く保たれ、「部屋が狭く見える」という現象を減らせます。
なるべく暖色系といった膨張効果のある色を選ぶと良いですね。
2. ベッド下のデッドスペースを収納場所に
寝室に収納しなくてはいけないものがある場合、ベッド下のデッドスペースを使いましょう。
ベッド下のスペースは高さはありませんが、広さがあります。
横に広く浅いラックがあれば、漫画本や季節ごとの寝具の収納にぴったりです。
3. グリーンを置く
グリーンがあると空間に余裕が感じられるようになります。
棚やベッドテーブルの上に置ければ良いですが、もしそれらもない場合は、
• 壁面に吊るす
• 天井から吊るす
といったふうに、吊るす収納を取り入れてみましょう。
4. 高い位置に飾り棚や絵をセット
天井に位置にパッと目をひくものがあると、視線が自然と上にあがり、部屋を広く感じられます。
• 大きな絵
• インパクトのある飾り棚
• ランプ
などを天井付近に設置してみましょう。
狭い寝室もインテリアや寝具の調節で快適に
狭い寝室も、インテリアや寝具にこだわることで広く感じられ、居心地のよい空間となります。
CocoRenoでは、素敵な寝室づくりのご相談も多くご依頼いただいておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
一緒に快適な時間を過ごせる空間を作りましょう!