床暖房のメリット・デメリット

  • 投稿カテゴリー:コラム
こちらのお宅では写真の無垢フローリング部分とキッチンの床に床暖房を設置しました

 

こんにちは。仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。

寒くなる季節は、家の中をあたたかく保って快適に過ごしたいですよね。最近の暖房設備は床暖房が人気で、採用する人が増えています。

今回は、床暖房のメリット・デメリットについてご紹介します。良いところ、悪いところのどちらも確認して、取り入れてみてくださいね。

■床暖房のメリット
・足元からあたたかく快適
エアコンなどの暖房器具だと、上の方があたたかいのに、足元は冷えたままで寒い、ということはありませんか?

あたたかい空気は軽く上に昇っていく性質があるため、足元はひんやりしてしまうんです。

床暖房なら足元からあたためるので、部屋が均一にあたたまり快適に過ごすことができます。

・埃が舞いにくく結露もしにくいので清潔
床暖房はエアコンのように風が出ないので、ホコリを舞いあげてしまうことがありません。

またガスファンヒーターや石油ストーブのように水蒸気を発生させることもないので、結露がしにくいというメリットがあります。

カビの抑制にもつながり、ホコリも舞わないので室内を清潔に保つことができます。

・小さい子供やペットがいる場合でも火傷の心配がない
ストーブなどの暖房器具は、小さなお子さんやペットがいると近寄ったりして火傷の危険性があります。

入院や万が一に関わる火傷となってしまうこともありますので、注意しておきたいところですよね。

その点、床暖房はじんわりと低温であたためていくので、火傷してしまう心配がありません。危険が少なくなり、室内でのびのびと過ごすことができますね。

■床暖房のデメリット
・あたたかくなるまでに時間がかかる
床暖房はあたたかくなるまでに1〜2時間かかります。

寒い!と思った時にすぐ温まるわけではないので、つけっぱなしにしておいたり、タイマー設定でうまく使いこなす必要があるでしょう。

・赤ちゃんのいる家庭では注意が必要
低月齢の赤ちゃんがいるご家庭では、赤ちゃんを床に直接寝かせておくときに「低温やけど」や「あせも」などに気をつけてあげる必要があります。

赤ちゃんは体温調節が苦手なので、ハイハイをして自分で動き回れるようになる時期までは、気をつけて見てあげたり、高さのあるベビーベッドに寝かせるなどしてあげましょう。

・コストがかかる
床暖房はとても快適に過ごすことができる暖房器具ですが、他の暖房器具よりも設置費用やメンテナンス費用、故障した時の修理費用がかかります。

お住まいの地域の冬の気温や、ライフスタイルを考慮して必要かどうか考えましょう。

■床暖房デビューして快適な冬をむかえましょう!
以上、床暖房のメリット・デメリットについてご紹介しました。

フロア全体に設置すればヒートショック対策にもなる床暖房、ぜひ検討してみて下さいね。