狙われやすい!一戸建ての「防犯」リノベーションアイディア

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マンションよりも空き巣に狙われやすい一戸建て。リノベーションを機に防犯意識を高めませんか?今回は一戸建ての防犯リノベーションのアイディアを4つご紹介します。

■防犯対策リノベ①:部屋干しの部屋をつくる
家を不在にしがちで夜まで洗濯物が取り込まれていないと「不在」をアピールすることになってしまいます。空き巣は洗濯物を見て、家族構成や生活パターンを推測し侵入する家を決めることがあるのです。

そのため共働きなどで遅くまで不在にすることが多い場合には、部屋干しの部屋をつくることをおすすめします。洗面脱衣室や廊下、リビングにホスクリーンをつけておくだけで、簡単に部屋干しスペースをつくることができますよ。

■防犯対策リノベ②:防犯カメラをつける
防犯カメラをつけることで空き巣の侵入への抑止力になります。他の防犯対策と合わせて取り入れるといいでしょう。

侵入者がいるとアラームがなったりライトが点灯したり、スマホへ連絡を入れてくれるものなど、様々な種類がありますので比較して決めてみてくださいね。

リノベーションと同時に行うことで、配線をきれいに隠すことができるのでおすすめです。

■防犯対策リノベ③:防犯ガラスを採用する
空き巣の約6割が「窓」から侵入してくることをご存知でしたか?普通のガラスなら5分もかからずに鍵周りのガラスを割って、鍵を開けて侵入してくるのです。

サッシのガラスを防犯ガラスにすることでガラスを割れにくくし、空き巣の犯行を諦めさせることができます。

内観のみのリノベーションでも「カバー工法」を採用することで、費用をおさえて防犯対策することができます。外観も全てリノベーションをするときには、防犯ガラスを採用したサッシを選ぶようにしましょう。

■防犯対策リノベ④:玄関ドアの鍵を防犯性の高いものへ
空き巣はピッキングをして玄関からも侵入してきます。もし既存の玄関の鍵が「ディスクシリンダー錠」「ピンシリンダー錠」の場合は5分程度で簡単に開けられてしまうのです。そのためリノベーションの際に玄関ドアごと防犯性の高いものに変えてしまいましょう。

また玄関ドアを選ぶときにもポイントがあります。大きな窓ガラスがついたドアだと、ガラスを割って手を入れ鍵を開ける方法で鍵を開けられてしまうことがあります。そのためガラスなしの玄関ドアを選ぶか、ガラス付きのものであれば「防犯フィルム」で対策するなどしておくことが大切です。

■リノベーションを機に隙を見せない防犯対策を!
以上、一戸建ての防犯リノベーションのアイディアを4つご紹介しました。

ほんの少しの工夫で、空き巣が嫌う家をつくることができます。ぜひ打ち合わせの際に「防犯対策」を意識してみてくださいね。