ハウスメーカー住宅のリノベーションについて

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仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。

本日はハウスメーカー住宅のリノベーションについて書いてみたいと思います。

私の自宅は築28年の軽量鉄骨住宅。以前の勤め先である大和ハウス工業の建物(ルグラン・ファイン)です。
ダイワハウスの建物は内部の柱が極端に少ないのが特徴(鉄骨軸組・パネル併用工法)で、わたしの自宅ですと1階がたったの2本、2階には柱が全く無いのです。ですので2階はワンフロアにすることも可能。2本しか柱のない1階にしても、どんな間取りにも対応できる!
ダイワハウスの建物はまさにリノベ向きの建物と言えます!
※柱の本数はプランにより異なります
同じような工法の積水ハウスやパナホームもリノベ向きと言えるでしょう。
鉄骨でもユニット工法のセキスイハイムやトヨタホームは各ユニットの四隅に必ず柱があるので、リノベーションの際には柱の位置を気にしながらプランニングすることが大切です。

一方でミサワホームやエス・バイ・エルなどの壁工法の建物は内部の壁も含めて構造体となっていることが多いため「壁をぶち抜きたい」というご要望にはお答えすることがほとんどできないかと思います。

さて、この当時のダイワハウスの建物は「家全体を断熱材でくるんだ家」ということでとても「暖かい家」として販売しておりました。が、現在の同社の建物とは比較にならないほど断熱材の仕様が異なります。

外壁の断熱材
当 時:75㎜の高性能グラスウールを圧縮して72㎜(当時は最強)
現 在:高性能グラスウール+高密度グラスウールボード 合計132㎜! 当時の約2倍!
高断熱:エクストラV断熱仕様ではなんと184㎜!
とまるっきり違います。

床下の断熱材
当時:硬質ウレタン30㎜(確かそうだったかと)
現在:硬質ウレタン65㎜! 当時の2倍以上!

壁や床下の断熱材の厚みだけをみてもこれだけの差があります。当時は暖かい部類でしたが、でも実際には寒いんです。

「家の熱は開口部から逃げていく」というような内容をお聞きになることも多いかと思います。実際その通りで、窓ガラス・サッシからどんどん熱が奪われていくのです。

当時のサッシ:アルミサッシのペアガラス(3㎜ガラス+6㎜空気層+3㎜ガラス)
現在のサッシ:複合サッシ(部屋側が樹脂)のペアガラス(3㎜ガラス+12㎜空気層+3㎜ガラス)
高断熱仕様 :熱伝導率が約1000分の1の樹脂サッシ 空気層にはアルゴンガス入り!

これだけの差があるのです。
そこで考えているのが「断熱+間取り変更+設備交換のスケルトンリノベーション!」

・床下に潜り(637㎜の床高があるので潜れる)断熱材を吹き付けて床下からの冷気を遮断
・外壁面内側の石膏ボードを全て取り外し断熱材をさらに高性能の物に交換
・窓は全て樹脂サッシのトリプルガラス、クリプトンガス仕様に交換
・キッチンは大胆に移動しアイランド式にして使いやすく
・階段をリビング階段に変更して家全体の温度差を少なくする
・2階の天井は梁やトラスを現し仕上げにして開放感を出し、屋根裏面に断熱材を吹き付け断熱性能を確保
・床材は無垢材、壁には珪藻土などを採用して健康住宅に
etc…

総額でおそらく1500万円を軽~く超えていく内容ですが、メーカー住宅の新築価格は坪80万くらいが相場、40坪で3200万円!リノベーションならこの半分くらいの予算からで、高性能の新築住宅のように蘇らせることが出来るのです!
高いハードルですが、がんばって家族にプレゼンしてみたいと思います。姉の家も同時期に建てたダイワハウスなのでこちらにもプレゼンしてみます。

今年できるか、それとも来年以降になるのか・・・
せっかくこの仕事をしているのだからぜひとも実現してみたいと思います。