オール電化?ガス併用?リノベーションで設備も一新して光熱費削減しましょう!

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こんにちは。仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。

電気代が値上がりしている今、少しでも光熱費を節約していきたいですよね。

こまめに電気を消すなど小さな努力も大切ですが、ライフスタイルに合った設備に変えるだけでストレスなく節約をすることができます。

今回は、オール電化、ガス併用のメリット・デメリットについてご紹介していきます。

良いところ、悪いところのどちらも把握して、どちらが合っているのかを確認してきましょう。

■オール電化のメリット・デメリット
【メリット】
・光熱費が安くなる傾向にある
オール電化は使い方次第で、ガス併用よりも光熱費を削減することができます。

電気は深夜帯に料金が安くなるプランがありますので、積極的に深夜電力を使っていく使い方がおすすめです。

深夜にお湯を沸かすエコキュートの導入や、洗濯機や食洗機をタイマーで深夜に使うことで節約することができます。

・災害時の復旧が早い
電気は災害時の復旧も早く、状況にもよりますが数日で使えるようになることが多いでしょう。

ガスの場合、プロパンガスは残量分はすぐ使うことができますが、都市ガスは数週間〜1ヶ月ほど復旧に時間が必要です。

地震や水害など、日本はいつ災害に見舞われてもおかしくないですから、復旧に時間がかからないところはメリットだと言えるでしょう。

・火事の心配が少ない
オール電化は火を使わないので、火災の心配が少なくなります。

ガスコンロだと火を使うので、近くのものに引火したり消し忘れたりなどの火災が起きますが、IHならその心配がなくなり安心して調理することができます。

【デメリット】
・コンロはIHクッキングヒーターしか選択できない
今までガスコンロを使っていた方にとっては、IHクッキングヒーターは少し扱いづらいかもしれません。

IHクッキングヒータを採用すると、調理器具もIH専用にしなければなりませんし、強い火力で鍋を振って料理することも難しいです。その点もふまえて、慎重に決めていく必要があります。

・停電時に不便
ガス併用なら停電時にも暖房や給湯を使えたりしますが、オール電化だと全て使うことができなくなります。

電気は比較的復旧が早いですが、復旧までの時間どうやって過ごすかの対策をしておく必要がありますね。

・初期費用が高くなりがち
ガスコンロやガス給湯器よりも、IHクッキングヒーターやエコキュートの方が導入費用が高くなります。

ガス併用の場合、設備導入費用は30〜50万円程度なのに比べて、オール電化は50〜100万円ほどかかるでしょう。

オール電化は維持費が安いですが、初期費用や故障時の修理、買い替え費用を考慮するとガス併用と変わらない、ということもあり得ます。

初期費用と維持費のどちらも考慮しつつ、使い勝手もなども全て含めた上で決めるようにしましょう。

■ガス併用のメリット・デメリット
【メリット】
・お湯を素早く沸かすことができる
オール電化のエコキュートでは、タンクのお湯が切れてしまうと再度沸かすのに30〜40分かかってしまいます。

ガス給湯器なら、すぐにお湯を沸かすことができるので、お湯をたくさん使うご家庭にはメリットがあるでしょう。

・電気代の値上がりに対応できる
電気料金が値上がりした時、ガスを使う割合を多くすることで光熱費が上がることを避けることができます。

ドラム式洗濯機の乾燥機能をやめてガス乾燥機を導入するなど、ガスを引いておくとですぐに対応することができるのです。

これからの変化に柔軟に対応できることは、オール電化にはないメリットだと言えるでしょう。

【デメリット】
・電気とガス、どちらの基本料金もかかってしまう
オール電化は電気の基本料金だけですみますが、ガス併用の場合は電気とガスの両方の基本料金がかかります。

光熱費が上がってしまう一つの原因となってしまうでしょう。

・プロパンガスの場合割高になってしまう
プロパンガスはオール電化や都市ガスよりも使用料が高くなる傾向にあります。

災害時にすぐ使える点はメリットですが、光熱費を削減する点においてはあまりおすすめできないでしょう。

■ライフスタイルに合う設備を選んで、光熱費を節約しましょう!
以上、オール電化、ガス併用のメリット・デメリットについてご紹介しました。

大きな工事となる住宅設備のリフォームは、個別で行うよりもリノベーション時に同時に行った方が安くすませることができます。

リノベーションを機に、オール電化とガス併用のどちらが生活に合っているかどうかを確認してみてはいかがでしょうか。