リノベーションで防災・減災対策を!どんなアイデアがある?

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こんにちは、仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。

近年は台風や大雨、地震などの自然災害が多く発生し、防災意識も高まっています。お家の中でできる防災や減災対策に取り組んでいる人も少なくないことでしょう。

そんな防災・減災対策は、リノベーションで取り入れられることも多くあります。そこで今回は、リノベーションのタイミングで考えたい防災・減災に役立つアイデアについて紹介します。

■防災グッズを収納できるスペースを確保する

防災用の食料品や水のストックは、「最低3日分、できれば1週間分」が必要といわれており、家族の人数分を備えるとなるとかなりの量になります。そのため、防災用備蓄をしっかり用意するためには、収納スペースの確保も重要です。

たとえばパントリーを設けておけば、食料品や日用品の備蓄をまとめて収納するのに役立ちます。食料品や日用品を多めに買っておき、使った分だけ補充していくローリングストックをする場合も、パントリーがあれば出し入れしやすいでしょう。

また、玄関にシューズクロークなどの収納スペースがあれば、非常用の持ち出しバッグを置いておくことができます。リノベーションでの収納計画は、防災グッズの置き場所も含めて考えていくのがおすすめです。

■非常用の貯水タンクを設置する
災害が発生して断水すると、飲料水だけでなくトイレの水や手洗い、洗顔の水にも困ります。そのため、もしもの断水時に備えて貯水タンクを設置しておくのがおすすめです。

家庭用貯水タンクは床下やベランダなどのデッドスペースに設置できます。普段の生活で水道を使用するとタンク内を水が流れて入れ替わるので、いつも新鮮な水を確保しておけるのがポイントです。断水時の数日分の飲料水や生活用水の確保に役立ちます。

■防災ガラスを取り入れる 

台風時の強風や飛来物、地震の揺れによってガラスが割れることも多くあります。飛散したガラスは怪我の元になるほか、割れた窓から雨風が吹き込んで在宅避難が難しくなってしまう可能性もあります。

そんな事態に備えて、防災ガラスを取り入れるのがおすすめです。防災ガラスは2枚のガラスの間に樹脂製の膜を挟み、ガラス同士が強力に接着されたもの。
飛来物が当たっても貫通しにくく、万が一割れても破片がほとんど飛び散らないのが特徴です。台風や地震の際の怪我防止にはもちろん、防犯面でも役立つメリットがあります。

■リノベーション計画時は防災・減災の対策も忘れずに
今回は、防災・減災に役立つリノベーションアイデアを紹介しました。災害はいつ起こるかわかりません。大切な家族の命を守るためにも、しっかり対策しておくことが重要です。

防災や減災対策はリノベーションのタイミングで取り入れられる方法もたくさんあります。ぜひこの機会に、もしもの時に役立つリノベーションプランを考えてみてくださいね。