将来を考えた工夫。20年後も楽に暮らせるリノベーションポイント4選

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これから長く住むことになるマイホーム。今現在の暮らしやすさも大切ですが、少しだけ将来の暮らしやすさについても考えてみませんか?

今回は、20年後も楽に暮らせるリノベーションポイントについて4つご紹介します。

■引き戸を採用する
引き戸はバリアフリーに適していて、足腰が弱い方や車椅子の方でも楽に開閉をすることができます。またレールがない「上吊り式」にすることで、段差や溝をなくすことができます。

高齢者は数ミリの段差でも転倒の可能性がありますので、間取り上可能であれば上吊り式の引き戸がおすすめです。

またレールがないことで掃除も不要になり、忙しい今現在も嬉しいメリットになります。

■断熱性能を上げる
断熱性能を上げるリノベーションをすることで、高齢者に多い「ヒートショック」を防ぐことができます。家全体の断熱性能を上げることで、部屋ごとの温度差を少なくすることができるのです。

また冷暖房効率も良くなり光熱費をおさえることができますので、老後のための資金を貯めるための節約にもなりますね。夏涼しく冬暖かい、快適な空間をつくることができます。

■壁を取り払い広々、目が行き届く間取りにする
壁で細々と仕切られた空間よりも、壁やドアを取り払い、段差を少なくした空間の方が転倒の危険性が少なくなります。また車椅子でも生活しやすい空間になるでしょう。

今は子供部屋や書斎、寝室など区切られた空間が必要だと思います。しかしお子様が独立し、将来的に1LDKの間取りに再リフォームする時がくると思います。

そのときに、壁を取り払いやすい、空間をつなげやすいような間取りにしておくと、そのときのリフォーム費用をおさえることができますよ。

■掃除がしやすい工夫をする
高齢になると体力が落ち、日々の掃除も大変になるでしょう。そのため今回のリノベーションの段階から掃除がしやすい家にしてみませんか?

明るめの色の床を選ぶと、埃が目立ちにくい傾向にあります。またオープンになっている棚はホコリが溜まりやすいので、少なめかクローゼットのように扉のついているものがおすすめです。

さらにコンセントも多めに設置しておきましょう。差込口が少なくタコ足配線を使うと、ホコリの掃除が大変になってしまいます。

将来はもちろんのこと、仕事で忙しい今現在も掃除の時間を短縮することができる工夫をしておきましょう。

■将来のことも考えた長く住めるマイホームへとリノベーションしましょう
以上、20年後も楽に暮らせるリノベーションポイントについて4つご紹介しました。

ポイントをおさえて、今も将来も長く住み心地の良いマイホームにしましょう!