光熱費がグッと下がる!一戸建ての「窓」の選び方ポイント5選

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こんにちは、仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。

一戸建てをリノベーションするとき、間取りを考えたり内装を決めたりなどワクワクしますよね。

せっかくのリノベーション ですから、内装だけではなく「窓」にもこだわってみませんか?

樹脂サッシ×複層ガラスの窓なら断熱性能が上がり光熱費も下がりますし、結露によるカビの発生もおさえられるのです。

そこで今回は、リノベーションの時に知っておきたい「窓」の選び方のポイントを5つご紹介します。

■サッシは「樹脂サッシ」がおすすめ
中古戸建ての多くは「アルミサッシ」を採用していることが多いですが、熱伝導率が高いため外の気温の影響をダイレクトに受けてしまいます。

夏は窓付近で熱された空気が、冬は冷やされた空気が部屋に影響を及ぼし、空調の効きを悪くしてしまうのです。

樹脂サッシなら熱伝導率はアルミサッシの「1/1000」と、外気の影響を室内に持ち込みにくい性質を持っています。

外気の影響を受けにくく、窓付近の温度と室温の差が少なくなるため、空調の効きの良くなりますし、冬は結露によるカビの防止にもなります。

ちなみに外側がアルミ、内側が樹脂という「アルミ樹脂複合サッシ」というものもありますが、値段はあまり変わらないので、より断熱性能の良いオール樹脂サッシを選びましょう。

■ガラスは「複層ガラス」がおすすめ
冬に壁付近よりも窓ガラス付近がひんやりするのは、断熱材が入った壁部分よりもガラスの方が熱を通し外気の影響を受けやすいからです。

そこでおすすめなのが、「複層ガラス」です。ガラスを2枚重ねるのですが、その間に空気の層(スキマ)を作ります。

空気はガラスよりも熱を通しにくいのでその分断熱性が上がり、外気の影響を受けにくくすることができるというわけなのです。

2枚重ねる「ペアガラス」、3枚重ねる「トリプルガラス」があり、枚数が多いほど断熱性能も上がります。

施工されている断熱材の厚みによって入れることができるガラスの種類が異なりますので、一度ご相談ください。

■複層ガラスの間に充填される「空気」にもこだわりを
先ほど、ガラスとガラスの間にできる空気の層により断熱性能が上がるということをご紹介しました。

その空気(ガス)の種類を変えることで、より断熱性能を向上させることができます。

・空気 0.024 W(m/k)
・アルゴンガス 0.016 W(m/k)
・クリプトンガス 0.009 W(m/k)

数値が小さいほど、熱伝導率が低く断熱性能が良くなると言えるでしょう。

多くの複層ガラスは、真空になっていたりアルゴンガスやクリプトンガスが充填されています。

断熱性能を高めたいのであれば、より熱伝導率が低いガスが充填されたものを選ぶようにしましょう。

■「窓」にこだわり家の断熱性能を上げて、家族の快適な生活と健康を守りましょう。
以上、リノベーションの時に知っておきたい「窓」の選び方についてご紹介しました。

スケルトンリノベーションをする際には、ぜひ窓の交換も視野に入れてみてくださいね。