おしゃれだけど汚れやすい?キッチンの見せる収納のメリット・デメリット

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こんにちは、仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。
食器や調理器具などさまざまなキッチンアイテムを、オープン棚を活用して「見せる収納」にする方法が人気です。

そんな見せる収納を取り入れてみたいけど、本当に使いやすいのか気になる人も少なくないのではないでしょうか?そこで今回は、キッチンにおける見せる収納のメリットとデメリットについて紹介します。

■キッチンの「見せる収納」のメリット

・【メリット1】おしゃれに見える
キッチンに見せる収納を取り入れることは、なんといってもおしゃれに見えるのがメリットですよね。ウォールシェルフを設置すればカフェのように見せることもできます。

お気に入りの調理器具やおしゃれな保存瓶などを飾るようにして収納できるので、キッチンに立つ時も気分があがります。キッチンのインテリアにこだわりたいという時におすすめです。

・【メリット2】キッチンでの作業がスムーズになる
見せる収納にするとものの出し入れがワンアクションで済みます。
引き出しを開けたり、扉を開いたりする動作がなくなるので、作業がスムーズになるのがメリット。バタバタする料理作りも効率よく進められます。

特に毎日使うような調理器具や食器などを見せる収納にしておくと、家事の負担も軽減されますよ。また、どこに何があるか一目でわかるので、探し物をすることが減るメリットも。

■キッチンの「見せる収納」のデメリット

・【デメリット1】ほこりや油汚れが付着しやすい
キッチンでの見せる収納のデメリットは、ほこりなどの汚れが付着しやすいこと。特に使用頻度が少ないものを置くと、いざ使おうと思った時にほこりがたまっている場合があります。

また、調理時の油は気化して周囲のものにも付着しやすいので、見せる収納にしていると油汚れが気になることも。
油とほこりの両方が付着したら汚れも落としにくくなり、使う前に洗ったり拭いたりする手間が発生してしまいます。

・【デメリット2】地震の対策がしにくい
扉付きの食器棚には耐震ラッチ(揺れを感知すると扉をロックする金具)が使えるので、地震時に食器などが飛び出さないように対策できます。

しかし、ウォールシェルフやオープン棚を使って見せる収納にしていると、扉や引き出しがないため、万が一地震が発生した時に並べているものが一気に落ちてしまう可能性があります。
そのため、置くものや棚の高さなどに配慮したり、滑り止めシートを活用したりして対策を考える必要があります。

■見せる収納を検討する場合はメリット・デメリットを理解しておこう
リノベーションでキッチンに見せる収納を取り入れたい場合は、メリット・デメリットについてしっかり理解しておくことが大切。自分にとって本当に使いやすい収納かどうか考えましょう。
ご紹介したポイントを参考に、キッチンの見せる収納について検討してみてくださいね。