マンションのリノベーション 間取りで気をつけておきたいこと3選

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こんにちは。仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。
マンションをリノベーション!と考えた時には・・・

「壁を取り払って広々したリビングを実現したい」
「オープンキッチンを採用したい」

など、リノベーションで実現したい間取りに夢がふくらみますよね。

しかしマンションのリフォームは戸建てと異なり、様々な制約があるので注意が必要です。

今回は、マンションのリノベーションで気をつけたいことを3つご紹介します。

これからご紹介する3つの注意点を確認して、理想のお部屋を実現できる物件を選びましょう。

■水まわりの移動は配管に注意
「キッチンを壁付きから対面式にしたい」
「動線が良くなるよう水まわりをまとめたい」

など、水まわりを移動して間取りを変更したいこともありますよね。

水まわりを移動する場合、同時に「配管」を移動することが必要となります。

マンションによっては、配管の移動が禁止されているところもありますので、水まわりの場所は移動せず間取りを考えなければいけないこともあるのです。

また、配管は水の流れを確保するために「勾配」を取る必要があり、床下の空間を広く取る必要が出てきます。

すると床の高さが必然と上がり、天井高が低くなってお部屋が少し窮屈に感じてしまうこともあるかもしれません。

このように、水まわりを移動させる場合には「配管」の移動や増設が関わってきます。

物件の購入前に、理想の水まわりが実現できるかどうかCocoRenoと一緒にチェックしましょう!

■間仕切り壁を取り払う場合は工法を確認する
3LDKから1LDKにして開放的な空間を作るなど、間仕切り壁を取り払う場合にも注意が必要です。

壁には「耐力壁」と「非耐力壁」の2種類があります。

「非耐力壁」は構造に関係のない壁なので、問題なく撤去することが可能です。

しかし「耐力壁」は構造上必要な壁ですので、撤去することはできません。

そのため、耐力壁の場所によって実現できる間取りが制約されてしまうのです。

部屋の中の壁を撤去して広い空間を作りたい場合、必ずマンションの「工法」について確認をしましょう。

マンションの構造には、以下の2種類があります。

・壁式構造
・ラーメン構造

壁式構造は壁で建物を支える仕組みなので、耐震壁が理由で間取りに制約が出てきます。
比較的低層のマンションに多い構造です。

それと比較してラーメン構造のマンションは、梁と柱で建物を支える仕組みです。
そのため部屋の中の間仕切り壁(非耐震壁)を取り払うことができます。

壁を取り払い、広い空間を作りたいのならば「ラーメン構造」のマンションを選ぶようにしましょう。

■マンションの規約をしっかりと確認する
戸建てとは異なり、マンションのリノベーションには様々な制約があります。

マンションは居住者の共有財産です。マンションの規約をしっかりと確認して、リノベーション後にトラブルにならないよう気をつけましょう。

■制約があっても大丈夫!
以上、マンションリノベーションの間取りについて気をつけたいことについて3つご紹介しました。

ご紹介した3つの注意点を物件選びの段階から知っておくことで、間取りを考える時に理想のお部屋を実現しやすくなります。

ぜひ覚えておいてくださいね。