生活レベルを落とさない住宅ローン借入額の決め方とは

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こんにちは。仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。
本日はリノベーションに欠かせない資金計画について書いてみたいと思います。

住宅は一生のうちで特に大きな買い物です。かかる金額も大きく、今の収入でどのくらいの物件を購入できるのか分からなくなってしまいますよね。今回は、生活レベルを落とさない住宅ローン額の決め方について解説します。せっかく購入したマイホームを手放すことにならないよう、しっかりと計画していきましょう!

■今の年収で無理なく返せることのできる額の計算方法
それでは実際に無理なく住宅ローンを返済できる額を計算していきましょう。

【①今の住居費用はいくら?】
まずは今かかっている住居費用を計算しましょう。

例としては以下のような費用です。
・家賃
・管理費、共益費
・駐車場代
・マイホームのための積立費用

【②新居で増える生活費分を足す】
忘れてはいけないのが、新居で増える生活費です。アパートやマンションではかからなかった「固定資産税」が増えますし、家が広くなれば光熱費も増えます。この増加分も考えて計算するようにしましょう。

戸建ての場合
・固定資産税、都市計画税(1ヶ月分)
・火災、地震保険(1ヶ月分)
・将来のための修繕積立費
・光熱費の増加分

マンションの場合
・固定資産税、都市計画税(1ヶ月分)
・火災、地震保険(1ヶ月分)
・修繕積立金
・新しいマンションの管理費、共益費
・光熱費の増加分

【③無理なく月々払える額はいくら?】
「今の住居費用」から「新居で増える生活費分」を引いた額が、無理なく月々支払える額です。

手取り収入の25%までにおさめると、余裕のある生活ができると言われています。

それでは、その月返済額で総額どのくらい物件にかけることができるのかを計算していきましょう。

【④返済可能期間を計算する】
一般的に返済は「定年」までに終えることができると、ゆとりのある老後を過ごすことができます。

「定年する年齢」から「今の年齢」を引いた数字が、返済可能期間となります。

(例)
定年60歳、今の年齢30歳なら、返済可能期間は「30年」となります。

【⑤どのくらいの物件を購入できるの?】
毎月の返済可能額と返済期間が分かったら、以下の表から無理なく返済できる住宅ローンの総額を割り出しましょう。

この金額に今まで貯めてきた「頭金」の額を足した額が、あなたがマイホームにかけることんできる総額です。

この額全て物件にかけられるわけではなく、リノベーション 費用も含まれますので考慮してくださいね。

返済期間

毎月返済額

6万円

7万円

8万円

9万円

10万円

11万円

12万円

13万円

20年

1243

1450

1657

1865

2072

2279

2486

2694

25年

1500

1750

2000

2250

2500

2750

3000

3250

30年

1738

2038

2318

2607

2897

3187

3477

3766

35年

1959

2286

2612

2939

3266

3592

3919

4245

                               (単位:万円)
※固定金利1.5%・元利均等返済・ボーナス払いなしで試算

■無理ない返済計画でゆとりのある生活を
以上、生活レベルを落とさない住宅ローン額の決め方についてご紹介しました。

しっかり返済計画を立てて、リノベーション後の住まいで余裕のある暮らしをしましょう!