この部屋にはどんな色がいい?アクセントクロスに使う色の選び方

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こんにちは、仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。
近頃では、アクセントクロスを取り入れるお家が増えてきていますよね。アクセントクロスとは、部屋の壁紙の一部分に色や柄付きのものを取り入れること。

お部屋のイメージがガラッと変わっておしゃれにすることができます。
しかし、どんな色を選んでいいのか迷ってしまうことも。
そこで今回は、アクセントクロスの色の選び方を紹介していきます。

■まずは雑誌やネットなどで実例をチェック
アクセントクロスの色を選ぶ時は、ぜひいろいろな参考事例をチェックしてみましょう。
北欧風やヴィンテージ風など、好みのテイストの実例写真を見ていくと、理想のカラーコーディネートがわかってきます。
そうすると、アクセントクロスに使いたい色のイメージも湧きやすいですよ。

■色の持つ心理効果を知って部屋にあわせる

色には心理的効果があります。例えば、赤やオレンジなどの暖色系は食欲がアップする色。
青色などの寒色系は興奮を抑え、冷静になれる色です。

そんな心理効果を利用してアクセントクロスを選ぶのもおすすめですよ。
リビングや寝室など、それぞれの部屋の過ごし方にあった色を選べば、心地よい空間作りができるのではないでしょうか?
以下に主な例をあげてみましょう。

・リビング:安らぎ、穏やかなどのイメージがあるグリーン系でリラックスできる空間に。
・ダイニング:明るい、健康などのイメージがあるオレンジ系で家族の会話が弾む空間に。
・寝室:温もりや安心感などのイメージがあるブラウン系でくつろげる空間に。
・書斎や勉強部屋:鎮静色であるブルー系で気持ちを落ち着け、集中力を高める空間に。

■サンプルで選んだ色よりも薄く見えることを意識して
アクセントクロスを選ぶ時は、壁紙サンプルを手配することも多いと思います。
その時はなるべく大きなサンプルを用意して、実際に壁に貼ってイメージしてみましょう。

また、実際にサンプルで選んだ色をクロスとして壁一面に使うと、思っていたより色が薄く明るく見えることが多いです。
そのことを意識して、1トーン暗くて濃い色をチョイスしておくとイメージに近づけるはずです。

■色の明るさも意識しよう

同じブルー系でも、明るいブルーと暗いブルーとでは部屋の印象がガラリと変わります。
明るい色は空間を開放的に広く見せる効果があります。部屋を広々と見せたい場合は明るいトーンの色を選ぶのがおすすめです。

ただし、アクセントクロス以外の周囲の壁は明るい白やクリーム系の色を使うことが多いですよね。
アクセントクロスの色も明るすぎると、まわりのクロスとの差がつかず、ぼやけてしまうので注意しましょう。

一方で暗い色を使うと圧迫感が出る場合があります。
特に狭いトイレなどではより重苦しさを感じることもあるので注意しましょう。

ただし、暗い色は落ち着きがあって高級感のある雰囲気にする効果もあるので、インテリアテイストとうまくあわせるといいですね。

■アクセントクロスを取り入れておしゃれな空間に
今回はアクセントクロスの色の選び方について紹介しました。
壁の色選びとなるとなかなかすぐに決められないものです。

いろいろな実例を参考にしながら、どんな雰囲気にしたいかイメージして選んでいきましょう。
部屋の目的にあわせた心理効果も意識しながら、アクセントクロスの色を選んでみてくださいね。