設計士に理想の家を伝えるための「スクラップブック」の作り方

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こんにちは。仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。

理想のマイホームを実現するために、自分の中のイメージを伝えることはとても大切です。その手段として「スクラップブック」を作ってみてはいかがでしょうか。

「好きだな」と思ったものを切り貼りして書き込みをするだけなので、とても簡単です。

今回は設計士に理想の家を伝えるためのスクラップブックの作り方についてご紹介していきます。

■スクラップブックってどんなもの?
スクラップブックとは、リノベーションをするにあたって理想のイメージをまとめたオリジナルの冊子のことです。

良いと思ったものを、雑誌であれば切り抜き、WEBサイトであれば印刷してノートに貼り付けていきます。

イメージを明確にすることができるので、家族で話し合いをするときにも、設計士に要望を伝えるときにも役立ちます。

■スクラップブックの作り方①:ノートを用意する
まずはスクラップブック用のノートを用意しましょう。切り抜きを貼り付ける以外にも書き込みをするので、できればA4サイズ以上のものが望ましいです。

■スクラップブックの作り方②:素材を集める
リノベーションをしてどのような部屋をつくりたいのか、雑誌やWEBから画像を探して集めていきましょう。集めていくうちにインテリアの雰囲気、空間の使い方の好みが段々とわかってくると思います。

■スクラップブックの作り方③:部屋別にノートに貼り付けていく
素材が集まったら、部屋別にノートに貼り付けていきます。

・玄関
・洗面脱衣室
・リビング
・ダイニング
・キッチン
・寝室
・子供部屋
・収納

など、必要だと思う部屋をピックアップして素材を分けていきましょう。

めいっぱい貼り付けるのではなく、少し余白を残しておくのがポイントです。余白に「どんな部分が気に入っているのか」「優先順位は高いか」「広さはどのくらいが良いのか」などを書き込んでいくためです。

また今後画像を追加していくときのために、数ページほど空けて次の部屋のページに進んでいくと良いですね。

■スクラップブックの作り方④:要望をまとめる
画像の貼り付けが終わったら、集めたものを見ながら要望をまとめていきます。要望の例は以下の通りです。

・部屋数を少なくしてLDKを広々させたい
・キッチンはタッチレス水栓がいい
・書斎がほしい
・室内干しをするためのスペースが欲しい
・インテリアはナチュラルな雰囲気でまとめたい
など。

後で優先順位をつけていくので、この段階では「無理だろうな・・・」と思うこともとりあえず書いてみて下さい。

■スクラップブックの作り方⑤:優先順位をつける
たくさんの要望が出たら、その要望に優先順位をつけていきましょう。

・絶対に実現させたいこと
・できれば実現させたいこと
・もし可能なら実現させたいこと

以上の3つに分けてみましょう。

全ての要望を取り入れていくのが理想ですが、予算や物件の条件との兼ね合いで難しいこともあるでしょう。そのため優先順位をつけていくことで、迷ったときにどうすればいいのかが判断しやすくなります。

■イメージをひとつにまとめて、自分だけのノートを作りましょう!
以上、設計士に理想の家を伝えるためのスクラップブックの作り方についてご紹介しました。

スクラップブックをつくっておくことで、打ち合わせもスムーズに進むのでぜひつくってみて下さいね!