リノベーションで睡眠の質を上げる寝室空間を創る

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こんにちは、仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。

寝つきが悪い、朝スッキリ起きられないという悩みは、誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

睡眠に関する悩みは、寝室の空間を少し工夫するだけで解決できる可能性があります。

今回は寝つき・目覚めが良くするための、睡眠の質を上げる寝室空間の作り方のポイントについてご紹介します。

■インテリアは落ち着いた色でまとめる
寝室のカーテン、寝具、アクセントクロスは、寒色やナチュラルカラーなどの落ち着いた色合いでまとめてみましょう。

寒色は副交感神経を優位にさせ心身ともにリラックスに導いてくれますし、ベージュや茶、落ち着いたグリーンなどの色も自然界にある色なので気持ちを落ち着かせてくれる効果があります。

逆にビビッドなカラーを使ってしまうと、脳が刺激され落ちつかない空間となってしまう
ので注意が必要です。

■ベッド(布団)以外のものを置かない
寝室が散らかっていたり物が多い状態になると、寝る前にたくさんの情報が脳に入ってきて落ち着かずゆっくりと眠りに入ることができなくなってしまいます。

そのため、極力寝室にはベッドなどの寝具以外のものを置かないことが大切です。

リノベーションをする時には、あらかじめベッドの大きさを決めて最小限の広さのお部屋にしたり、寝室に必要なものは視界に入らないようクローゼットに収納できるようにするといいですね。

■間接照明を設置する
オレンジ系の光を灯す間接照明をベッドサイドに置き、寝る前のリラックスタイムに使ってみてください。

間接照明で優しい光の空間を寝室に作れば、少しずつ脳がリラックスし副交感神経が優位になることで、寝つきが良くなるでしょう。

リビングなどで使われる昼光色などの白い光は脳を覚醒させるため、寝る前に浴びてしまうのは良くありません。

調光式の照明を取り入れてみるのもおすすめです。

■遮光カーテンはNG
寝室のカーテンを遮光タイプにしてしまうと、朝日が部屋に入らなくなり目覚めが悪くなる原因となります。

目が覚めていない時から日の光を浴びることで、交感神経が優位になり身体が起きる準備をし始めるため、起床時間にスッキリ目覚められると言われているのです。

朝光を浴びてスッキリ起きることで、14~17時間後に眠気を誘発するホルモン「メラトニン」が分泌され、寝つきも良くなります。

朝日を浴びることは睡眠の質にとってとても重要ですので、リノベーションの際には朝日がよく入る東や南側に寝室を作るといいかもしれませんね。

夜勤や交代制勤務の方で、昼間に睡眠を取る必要がある方はこの限りではありません。

■ちょっとした寝室の工夫で豊かな眠りを
以上、睡眠の質を上げる寝室空間の作り方のポイントを4つご紹介しました。

寝室を睡眠に最適な環境にして、日中のパフォーマンスも上げていきましょう!