リノベーションの観点から考える、コンクリート現し天井のメリット・デメリット

「デフォルトから、始まる家。」リノベーション完成写真

マンションの天井をコンクリートむき出しの状態にする「現し天井」仙台市内におけるリノベーション事例でも最近多くなってきましたね。
今回はそのメリットとデメリットについてご紹介したいと思います。

一般的にマンションの天井は
●コンクリートにクロス直貼り仕上げ
●コンクリートに下地組(軽量鉄骨or木材)し、石膏ボードを張った上にクロス仕上げ
の2種類があります。

こちらは上の写真(デフォルトから、始まる家。)の解体前の写真です。リビングの天井はコンクリートにクロス直貼り仕上げとなっていましたが、他の部屋は軽量鉄骨下地が組んでありました。

クロスを剥がすとどうなるのか?
実は、クロスは表面だけが剥がれて、裏紙と呼ばれる紙が残るような仕組みになっているのです。
こちらのお宅の施工中もクロスは表面だけが剥がれ黄色っぽい裏紙が所々残りました。

一方で、下地が組んである部分に関しては当然ですがきれいなコンクリートが出てきます。

元は和室だった部分 天井解体後そのままの状態

そもそも、天井に下地が組んであるのはなぜかというと「隠す」のが目的です。
換気のダクト・ガス配管・電気配線や一番大きな物が「梁」これらを隠すため、天井に下地を組む結果廊下などは天井高が低くなっているのです。

こちらは同じお宅の廊下。真ん中に大きな梁があるのが見えると思いますが、解体前はこの梁よりも下の位置に天井がありました。(梁の穴はガスや電気の配管を通す穴)

前置きが長くなってしまいましたが、タイトルである「コンクリート現し天井のメリット・デメリット」についてみていきたいと思います。

まずはメリットです
●天井高が高くなることで開放感が出る
※下地組されている部分は高くなります
●デザイン性の向上
※お客様の好みによります
●ハンギングが愉しめる

デメリット
●マンションによっては上階の配管がコンクリートよりも下にある場合があり、水が流れる音が聞こえる
●照明器具を埋め込む(ダウンライトなど)ことができない
●電気工事が高くなる
○寒く感じるイメージ
※実際にお住いのお客様にお聞きすると「寒くないよ」とのお話しでした

ダウンライトは設置できませんが、こちらのお宅のようにライティングレールを沢山設置することで、後々ご自身でスポットライトやペンダントライトを取り付けることもできますし、ドライフラワーやグリーンを吊るすこともできるのもGoodですね。

上階の配管の有無は、建築当初の図面を見せてもらうか、ユニットバスの点検口から覗くことである程度把握できますのでご安心ください。
※築40年を超えるマンションは特に注意して確認が必要です

お客様より「寒くないよ」とのお話しでしたが、あくまでも主観なので気になる方には実際にお住いのお宅をご案内いたします。
また、最上階は寒さが直接天井に伝わるためあまりおススメではないかもしれません。

「人と風が回遊する空間」

インダストリアルな雰囲気が出せる「コンクリート現し」で他には無いような自分だけのオリジナルのリノベーションを作りましょう!

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「人と風が回遊する空間」
「デフォルトから、始まる家。」

 

 

 

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