リノベーションで開放感抜群の梁見せ天井にしましょう

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こんにちは、仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。
お家の構造体である「梁」は、天井で隠しているケースが多く、生活するうえで目にする機会は少ないかもしれません。
しかし最近では、コスト削減・天井高確保の観点から、梁を見せる天井が増えているのをご存知ですか?
今回は梁を見せる天井の魅力やメリット・導入する際の注意点について、詳しく解説します。
「開放的なお家に憧れている」という人は、ぜひリノベーション計画の参考にしてくださいね。

梁見せ天井のメリット

通常は隠している梁を意図的に見せる「梁見せ天井」のメリットは、以下の通りです。

・開放的な雰囲気が味わえる
・室内が明るくなる
・デザイン性の高い天井に仕上げられる

住宅において、梁は天井の中に隠すのが一般的です。
梁を見える状態にすれば、その分天井が高くなるので、開放的な雰囲気のお家になります。
部屋の面積は同じでも、天井の高さが40cm程度高くなるだけで「驚くほど広く感じる」「開放感がある」という声も聞こえるほど。
天井が高くなることで高い位置に窓を設置できるため、部屋の奥まで自然光が差し込むような、明るく暮らしやすい部屋になるでしょう。

また、デザイン性の高さも梁見せ天井の魅力です。
木造の場合は、木材の温かい雰囲気をそのままお部屋に取り入れられます。
鉄骨造の場合は、鉄骨を塗装することで、スタイリッシュで洗練された印象に仕上がるでしょう。
梁に照明や設備機器を設置して、ダイナミックな天井を演出するのもおすすめです。

梁見せ天井の注意点

魅力的な空間づくりにぴったりの梁見せ天井ですが、以下のような注意点も存在します。

・ほこりが溜まりやすい
・冷暖房の費用が増える可能性がある
・防音性が低下する

梁が天井で隠れていないため、梁の上にほこりが溜まりやすい点はデメリットのひとつです。
脚立を用意して定期的に掃除する・天井と梁のすき間がないデザインにするなど、ホコリ対策についてあらかじめ考えておくと安心でしょう。

また梁見せ天井は、防音性が低下する点についても注意が必要です。
梁を隠していた天井がなくなることで、上の階の音が下の階に伝わりやすくなります。
「リビングの真上に子供部屋がある」という人は、2階の間取り変更についても、リノベーション時に検討しておくといいでしょう。

梁見せ天井で開放的なお家にリノベーションしましょう
梁見せ天井は「面積は狭いけど、お家を広く見せたい」「開放的なお家に住みたい」という人にとって、望ましい手法のひとつです。
ご自宅でも梁見せ天井が取り入れられるのか、ぜひお気軽にご相談ください。

こちらはマンションの天井を現し仕上げにして梁も家のアクセントとして施工した事例です