マンションのバリアフリー化

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皆さんこんにちは仙台のリノベーション専門店CocoRenoです。

昨今中古マンションをリーズナブルな価格で購入した後、自分の住みやすいようにリノベーションするのが人気を集めています。マンションですから制限も多く、構造上難しい面もありますが、ライフスタイルに合わせて自由設計できるのが人気の理由だと言えるでしょう。
中でも高齢化社会に向けて、リノベーションをしてバリアフリー仕様にする人も少なくありません。今回は、マンションをリノベーションする時、どのようなバリアフリー仕様があるのか?わが社がモットーにしている笑顔のリノベーションに繋げるには?を探っていきましょう。

■リノベーションでバリアフリー仕様に!
◆手すりをつける
玄関やトイレには立ち座りの補助、廊下や階段には歩行補助の手すりを設置し、ユニットバスにはオプションで付けることができます。転ぶというのはお年寄りには最大のリスクとなりますから、手すりは必要不可欠なものでしょう。

◆床の段差
かつての家屋は一戸建てでもマンションでも段差は付き物で、廊下と部屋の段差がないということはほとんどありません。この段差でつまずき転倒することもよくあることです。この段差を無くすには、廊下に床材を張り付けることで段差を無くし、フラットにすることが可能になります。これは我が家のリフォームでも施工したのですが、数年経った今でも剥がれることはありません。

 

 

◆引き戸に変える
開き戸から引き戸に変えることで、お年寄りには使い勝手のよいものとなります。特に老朽化した開き戸は開け閉めするのに力が必要となってきます。最近の食器棚などを見ていると、引き出しタイプが多くて驚きです。
引き出しの中に上手く食器が収まるように工夫されていて、昔のようなガラスの開き戸を使ったようなタイプは見かけなくなりました。つまり引き戸が今の主流ということなのでしょう。

◆導線を変える
車いすを使用することを想定すれば、廊下には十分なスペースが必要となってきます。
もしも介護をしなくてはならなくなったことを考えても間取りの変更はしなくてはいけないでしょう。スムーズな行動が取れるような導線を考えてリノベーションすることになります。マンションの場合は不可能なこともありますから、計画時にしっかり構造を把握し、施工業者と相談しながら進めていくのがベストです。

■まとめ
住宅をバリアフリーにする場合は、自治体などの補助金制度があります。条件を満たせば支援を受けることができます。バリアフリーの支援制度は各自治体によって変わってきますから、事前にリサーチしておきましょう。支援制度は充実しているものが多く、是非活用してくださいね。